一家揃って、名門私立校出身の雅子家では、娘のりなも当然、その学校が第一志望だった。両親の期待を背負ったりな。しかし、三者面談で、りなの現状の成績では「入学は無理」と教師から知らされる。その事実を知ったりなの母親は、「親戚に顔向けできない」と、周りの体裁ばかりを気にし、嘆き悲しむ。「どうにかなりませんか！」と、教師に哀願する母親。そして、母親は、こともあろうに、娘のりなを悪魔に売り渡す。「合格させてくれるなら、娘を好きにして構いません」と、鬼畜な裏口入学を掛けあうのだった―。